日本の家屋における白蟻の被害は、主にヤマトシロアリとイエシロアリの2種類が原因となっております。
近年、輸入家具、材木等に混入していたアメリカカンザイシロアリによる被害が増えております。
ヤマトシロアリ、イエシロアリは土の中で繁殖するため、駆除工事も1階床下がメインとなり比較的処理が分かりやすいですが、
アメリカカンザイシロアリは木材に直接巣を作るため、屋根裏など目に見えない箇所で繁殖していることが多く、処理も難しくなります。
屋内におけるアメリカカンザイシロアリの発見方法はいたってシンプル。
アメリカカンザイシロアリの糞を頼りに、シロアリの住処を特定していきます。
アメリカカンザイシロアリの糞は俵上で表面に細かな凹凸があります。
大きさは1~2mm程度で住処の真下に糞を落とすので糞が堆積しておれば、その上部に糞と同じサイズの穴があり、そこを住処としていることが分かっています。
アメリカカンザイシロアリの被害があるとあるお客様宅の写真ですす。
家の柱に、糞が・・・!!
間違いなくこの糞が付いている穴にシロアリが住み着いています。
このように普段気にかけない場所ですが、ちょっとした変化に気が付ければお家を救うことになるかもしれません。