営業の今井です。
よくお客様から「幼虫がいっぱいいた」と言われることがあります。
調査を進めると、それはシロアリの職蟻だったり兵蟻だったりします。
つまり、ほとんどのお客様の認知が進んでいない証拠なのではと思いこの記事を投稿します。
主にお家に危害を加えているシロアリは2種類です。
【ヤマトシロアリ】と【イエシロアリ】
※【アメリカカンザイシロアリ】というのもいますが、繁殖地域が限定されるので今回は例外としてます。
この2種類について写真も交えて紹介します。
①ヤマトシロアリ
・北海道の一部から南、日本全国で生息している日本の固有種。
・四国ではGW前後で有翅虫(羽蟻)が日中に群飛します。
(夜中に群飛した例も何件か報告されています)
・有翅虫は黒褐色で淡黒褐色の羽をもっています。
・数千~数万匹のコロニー(巣)に成長します。
前が雌、後ろが雄
雌が出すフェロモンを雄が追いかけている様子
②イエシロアリ
・千葉県から南の沿岸地域に多く生息している外来種。
・世界で最も加害の激しい種類。
・四国では6~8月頃の夜に群飛します。
・有翅虫は黄褐色で、頭部は褐色。羽は淡黄色。
・数百万のコロニーになることもある。
いかがだったでしょうか?
少しでも皆様の白蟻の知識が深まればと思います。
白蟻の被害は床下からが主です。
定期的な床下点検を行うことで、白蟻の早期発見早期駆除が可能となります。
有翅虫が発生してからでは、少なくとも5年間は巣が成長した後だと言われています。このような虫にお家が5年間も喰われ続けていたなんて考えるとぞっとしますね。
喰われる前に予防を心がけてください。
#白蟻に喰われて泣くより先ず予防